Slider

【News】訓練官の学歴詐称

矯正更生局(元公共安全局)のJ・マルテ・マルティネス訓練官に、

1年間の保護観察処分が言い渡されました。

2019年、マルティネス訓練官に対する学歴と資格に疑問が浮上し、

内部調査の結果、虚偽(きょぎ)が発覚したものです。

マルティネス訓練官は、サザンオレゴン大学(SOU)とノーザンバージニア大学(NOVA)の成績証明書のレプリカを販売するオンラインサイトから、にせの学歴証明書を購入し、証明には教養学の学士号を取得したと記載されていましたが、実際には取得していませんでした。

マルティネス訓練官の弁護士バーニー・バーバー弁護士は「このような嘘にもかかわらず、彼女の仕事ぶりは素晴らしかった」とのべ、「マルティネスは障害を持つ夫の唯一の介護者であり、彼女自身も複数の健康問題を抱えていた」と弁護しました。マルティネス訓練官は法廷で、「多くのストレスにさらされ、バカになってしまった」と供述しました。

マルティネス訓練官は約10年にわたる州当局でのキャリアの中で4回昇進し、州全体で1000人近い副保安官と矯正官の訓練を担当しました。

裁判所は、政府記録改ざん(かいざん)と当局への虚偽(きょぎ)で、

1年間の保護観察と執行猶予付きの30日間の禁固刑を言い渡しました。

マルティネス訓練官は有罪を認め、引き続き州内で勤務しています。