Slider

【News】手すり落下を受けて定期点検法制化の動き

今週火曜日にワイキキのホテルのバルコニーの手すりが落下する事故が発生しました。ハワイには手すりを定期的に検査する法律がありません。このため、議員や地域のリーダーたちが変更を求めています。

これは1月30日火曜日にモアナサーフライダーの5階のバルコニーの手すりが落下したことを受けたものです。

市の計画許可局(Department of Planning and Permitting)によると、1月31日(水)に緊急修理工事が許可され、ホテルが建築許可を得ずに安全上の問題に即座に対処できるようにしましたが、危険な状態のため許可局が検査に呼ばれただけで、定期的検査や、どの程度の工事が必要かを判断する緊急検査は所有者の責任であるとしています。

ワイキキの近隣委員会は、2016年にアラモアナ・センターで起きた手すりの落下事故、そして今回のワイキキでの落下を受けて、定期的な点検を法律で定めるべき時が来たと述べています。

ワイキキ近隣委員会第1区のジェフリー・メルツ副会長は「明日、別の手すりが落ちないとも限りません」述べ「検査は、このようなものを修理するよりもずっと安いのです。健康と安全の問題、人の命が関わっているのですから建築基準法の改正が必要です」と主張しました。

ワイキキの担当者は、州レベルでの法案提出期限は過ぎていますが、郡は建築検査法に取り組んでいると述べました。ワイキキ、マッカリー、モイリイリ地区の代表、エイドリアン・タム議員は、「郡がどのような条例を作成するか見て、願わくばそれを反映した州条例を作成し、州全体で実施できるようにしたい」と話しています 。