【News】マウイ島復興予算案

ジョシュ・グリーン州知事は17日、予算案を発表しました。

8月に発生したマウイ島の山火事の復興を支援するという公約を果たすと同時に、州全体で財政難で苦しむ家庭を減税措置で支援し、住宅を増やし、ホームレス問題を緩和するという内容でした。

グリーン氏の補正予算は、来年1月17日から始まる会期を前に、議員に届けられました。知事は「山火事の復旧作業は、マウイ島民の健康と福祉を最優先しなければならないため、予算でも最優先事項です。州負担分として5億ドルを計上します」と述べました。

また、ハワイ緊急事態管理庁の職員20名の増員、消防設備、郊外から患者を搬送するヘリコプターに1600万ドル、避難路として州全体に道路を新設、そして消防司令官の職を新設することで、将来の山火事災害のリスクを軽減しようと考えています。

知事は、マウイ島の短期バケーションレンタルの所有者に対し、被災者のために長期レンタルに変更することを望んでおり、マウイ郡議会は最大18ヶ月間、彼らの固定資産税を免除することを承認しました。

この他、公立学校の警備や生徒の給食費を増やし、学生ローンを返済して医療従事者の数を増やすことも望んでいます。

知事はまた、気候変動とそれが環境に与える影響に対応するため、ホテル宿泊税を上げることで観光客に負担してもらいたいとも考えています。