【News】ハイカーの救助件数昨年より25%増加
Hawaii hiking rescues up 25%, safety concerns after 1,000-foot fal
最近、カリフォルニアからの旅行者が、
パリ・ノッチ・トレイルから 1,000フ ィート(約 300メートル)滑落する事故がありましたが、
この事故はハワイの ハイカーに安全性に対する疑問を投げかけました。
2022年11月末のハイカーの救助件数は 216 件でしたが、
2023年11月末は 269 件とおよそ25%増加しています。
ホノルル消防署のエイドリアン・カルバーリョ署⻑は、 「トレイルの情報や知識が不十分なために、 間違ったトレイルに入ってしまうことが多くあります。 時にはループがあり、 尾根を登ってしまって日没になると登山口から遠く離れてしまうのです」 と説明しています。
Facebook のグループ Hawaii Hiking Ohana には 35,000 人以上のメンバーがおり、
その中のひとりアンバー・フォンテさんは「ソーシャルメディア効果です。
他の人がやっているのを見て、『ああ、そんなに難しくないだろう』と思 う。
そして、実際に登ってみて怖くなって、緊張したり、
震えたりしたときに事 故が起こるのです」と述べています。
その上で経験の浅い観光客には、マカプウとアイエア・ループを勧めています。
HFD によると、救助の内訳は、観光客が約 50%、住⺠が約 50%で、
ダイヤモ ンドヘッドのようなトレイルではビジターの救助が多いものの、
先日の滑落事故 のような大怪我はないということです。
DLNR(土地天然資源局)は、ナ・アラ・ヘレのウェブサイトを紹介していま す。
そこには、州公認のハイキングコースや整備されたハイキングコースがリス トアップされており、
アクセスや許可要件に関する情報も掲載されていますので 参考にして下さい。