【News】ノースショア殺人事件で被告に判決
2017年12月に、教師であり母親だったテルマ・ボインヴィルさんがノースショアで殺害された事件から6年近くが経過しました。
6日、遂にスティフィン・ブラウン被告とヘイリー・ダンデュラン被告に実刑判決が言い渡されました。
この事件は2017年の12月にノースショアのバケーションレンタルの住宅に強盗目的で侵入したスティフィン・ブラウン被告が、清掃に訪れたテレマ・ボインビルさん(51)を刃物で刺して殺害したとして、第2級殺人や第1級強盗の罪に問われていたものです。ブラウン被告は、ボインビルさんを殺害後、当時8歳だったボインビルさんの娘の体を縛り、拘束したなどとして誘拐の罪でも起訴されました。
一方ブラウン被告の弁護側は殺害したのはヘイリー・ダンデュラン(当時20才)だと主張していました。ブラウン被告は、ダンデュランから外に出て人がいないか見てくるように言われたので外にでて10分から15分後に戻った時にはボインビルさんが血まみれになっていたと証言していました。
昨日の判決では、スティーブン・ブラウン被告には殺人罪で仮釈放の可能性のある終身刑が言い渡された上に、児童誘拐で20年、強盗で20年の刑期延長が言い渡されました。判事は、これら3つの刑期を 連続服役させる判決を下しました。またヘイリー・ダンデュラン被告は、強盗罪で20年の延長刑を受けた上に、トラックを逃走車として使用した罪で1年、個人情報の不正所持で10年の刑期延長が言い渡されました。