【News】飲酒運転撲滅へ啓蒙シミュレーション

今年のオアフ島での飲酒運転の検挙件数はおよそ2,000件です。

ホノルル警察は、ホリデーシーズンはこの数が増えると予想しています。

コア・ソール巡査部長は、「飲酒運転の危険性についてのメッセージは一部の人には伝わっていないのではないか 、統計を見て増えているか減っているかを判断することはできますが、結局、飲酒運転をする人はたくさんいる」と述べました。

先週ホノルル警察はドライバーの意識向上にむけたシミュレーションを行いました。土曜日にワイパフにあるホノルル警察のトレーニング・アカデミーで、ボランティアが警官の監視の下で2時間近く飲酒しました。目的は、過剰に飲酒することではなく、参加者が気軽に飲酒する社交的な飲酒環境をシミュレートしました。そしてバーが閉店した後、3つの飲酒運転検査を行いました。その結果、血中アルコール濃度の含有量が法定濃度ギリギリだった人の中には逮捕に値するほど結果の悪い人もいました。

ホノルル警察のトーマス・ビリンズ巡査部長は「ギリギリOKだから運転してもいいということではありません」と述べました。

このシミュレーションを通して、自分は運転がうまいと思っていても、決してそうではないということを意識してほしいと警告しています。