【News】マウイからの避難状況
マウイ島で発生した山火事で、
当局は、観光客らを島内から避難させるとともに、避難先の確保などを急いでいます。
西マウイの住民や観光客の集団避難は、きのうも続き、
ハワイ州当局は、自宅に戻れない観光客や住民のために
ハワイ・コンベンション・センターに避難所を設置し、受け入れを進めています。
州当局によりますと、マウイ島に滞在中の観光客およそ4000人をオアフ島に避難させ、
ハワイ・コンベンション・センターで宿泊させるか、各自で宿泊先を探すよう促すとしています。
また、住民についてもコンベンションセンターで受け入れを行うとしています。
ロバーツ・ハワイ・モーターコーチの複数のバスが、
観光客を乗せてカフルイ空港へ運び、
住民については、マウイ島中央部のシェルターへ移動させるなどしています。
一方、ホノルル市当局は、マウイ島から脱出した人を空港から
ハワイ・コンベンションセンターへ運ぶため、シャトルバスを20分間隔で運行しています。
ハワイ州観光局は、アメリカ赤十字と協力して支援センターを開設しました。
マウイ郡当局は、引き続き観光客に対し、被災地域から離れるよう呼びかけています。
一方、ハワイアン航空は、
被災者らをマウイ島から脱出させるため運航便数を増やし、
19ドルの特別運賃を提供するなどしています。