【News】センシティブプレイス法、州と市で相違

ホノルル市とハワイ州は「公共の場に銃器を持ち込むことを禁止する「センシティブ・プレイス」を定める法律を制定しましたが、銃の持ち込みを許可している所が、そのことを顧客にどのように伝えるかという点で、市と州に食い違いがあります。

ジョシュ・グリーン知事が6月2日に署名した上院法案と、5月1日に施行された市の条例は、学校、政府の建物、公共交通機関、バー、その他特定の場所を銃器持ち込み禁止の場所として指定しています。

市の条例では、銃器の持ち込みを許可している事業所や場所は、市が発行した「銃持ち込み可」というポスターを店頭に明確に掲示することが義務付けられています。

一方7月1日に施行された州法では、「明確な書面または口頭による許可、または建物の入口や敷地内にはっきりした看板やポスターなどを掲示すること」と定めています。

ということは、口頭あるいは 明確な書面で通知した場合、市の条例に違反することになります。

州法がホノルルの条例を優先するかどうかは不明で、州司法長官局はこの件に関する法的見解を提示していません。また市の条例では、法執行官は違反者を逮捕または違反者に警告書を発行することができるとしていますが、これに関してホノルル市警察からの明確なコメントも得られていないということです。