【News】混乱を招いたシステム障害への対応

先週末からカウアイ島からハワイ島まで、ハワイアン航空のフライトキャンセルと大幅な遅延は旅行者にとって悪夢となりました。原因はサードパーティ（第三者企業）のシステム障害によるものでした。

KHON2がバックアッププランについて尋ねところ、ハワイアン航空は声明で「一部のフライトをキャンセルし、ネイバーアイランド路線に大型機を配備するなどオペレーションをリセットしました。今回のケースでは、第三者データベンダーの主要電源とバックアップ電源の両方が影響を受けました。今後はリスクをさらに最小化し、お客様により良いサービスを提供するため、障害に至った経緯と対応を再検討しています」と述べています。

今回の障害はハワイアン航空だけではありませんでした。ハワイ・パシフィック・ヘルスとバンク・オブ・ハワイも影響を受けました。

これはハワイの多くの企業にサービスを提供しているインターネットプロバイダーDRFortressの拡張作業によるものでした。そこでKHON2がDRFortressに再発防止に関して問い合わせたところ、拡張工事は6月1日まで行われないということです。また作業を続ける中で、安全策を講じ、すべての顧客と協力しバックアップ電源回路の機器が適切に設置されていることを確認しているということです。

民主党のジル・トクダ下院議員は、このような停電が再び起こらないようにすることが重要だと述べ「隣島を行き来する信頼性の高い航空輸送を実現するためにインフラを健全化する必要があります。とても重要なことです」と強調しました。