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【News】麻薬摂取で死亡増加「フェンタニル」使用も急増

As fentanyl-tainted drugs proliferate, Hawaii sees record number of overdose deaths and a disturbing trend

去年1年間にハワイ州内で麻薬を摂取して死亡した人は320人で、これまでで最も多くなったことが、ハワイ州当局の報告書で明らかになりました。

ハワイ州検死官事務所の毒物検査報告書によりますと、去年1年間に麻薬を摂取して死亡した人は合わせて230人に上り、これまでで最も多くなりました。

また、体中から様々な薬物が見つかるケースが増えていて、死亡した人のうちのおよそ3分の1が、複数の薬物を使用したこで死亡したことが分かりました。

危険な作用を持つ複数の麻薬を混ぜこんで造られたものもあり、気付かずに服用してしまう場合もあるということです。

当局によりますと、先月4日、オアフ島のカピオラニブルバードで、夫婦の男女が、麻薬の過剰摂取で意識不明の状態で見つかりました。

2人の命に別状は、ありませんでしたが、コカインを 服用したつもりが、薬物には、合成オピオイド「フェンタニル」が混入していたということです。

「フェンタニル」は、合成オピオイドの中でも最も強力な薬物で、ヘロインと比べて50倍の作用があると言われています。