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【News】ケミカルアタック殺人未遂 被告の男が無罪を主張

Police: Suspect in chemical attack that ‘melted’ victim’s clothes manipulated his phone’s GPS data

今月7日夜、オアフ島ミリラニのフィットネスクラブの駐車場で、20歳の女性が酸のような液体を浴びて重い火傷を負った事件で、第1級殺人未遂の罪などで起訴された元交際相手の21歳の被告の男が、24日ビデオで裁判所に出廷し、「事件当時は、別の場所にいた」などとして、無罪を主張しました。

ポール・キャメロン被告は、今月7日夜、ミリラニのキパパ・ドライブにあるフィットネスクラブの駐車場で、デビーナ・リコンさんに向けてゴーストガンを発砲し、その後、酸のような液体をかけて重症を負わせたとして、第1級殺人未遂の罪などで当局に起訴されました。

リコンさんは、重度の火傷を負って病院に搬送されましたが、現在も重体です。

2人は、ことし2月まで交際していたということです。

キャメロン被告の弁護側は、「事件当時、被告は友人とハナウマ湾でハイキングをしていた。事件を起こすことはできなかった」などとして、無罪を主張しました。

一方、警察当局によりますと、キャメロン被告が、事件前、拳銃や塩酸の入手方法を友人らに聞いていたことが分かってます。また、事件の起きた夜、被告の携帯電話の位置情報から、現場付近にいたことが確認されたということです。

被告の携帯電話には、事件当時、ハナウマ湾にいたことを示すデータも含まれていたということで、当局は、被告が 位置情報を偽装したとみています。

キャメロン被告の保釈保証金は、200万ドルとなっていて、弁護側は、裁判所に減額を求めましたが認められませんでした。

次の裁判の日程は、24日に指定されています。