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【News】ホームレス救済に新施設

ホームレスを路上での生活でなく、より安定した生活を送れるようにするための新しい施設が登場しました。ハワイ州ヒューマンサービス研究所は、ディリンハムの女性用シェルターのそばにイミ・オラ・ピハ・トリアージセンター(Imi Ola Piha triage center)を開設する予定です。

関係者によりますと、ここは州内初の医療デトックスセンターで、医療従事者が、精神疾患、薬物乱用、その他の緊急の健康状態について一度に最大8人の患者を治療できる安全で安心な場所となります。医師と看護師が、精神科の治療薬、カウンセリング、サポートサービスなどを24時間体制で提供します。

1日の会見でシルヴィア・ルーク副知事は、「精神的問題、薬物乱用、その他の問題を抱えているホームレスは取り残されてしまうのです。彼らは刑務所や緊急治療室に運ばれてしまいます。しかし彼らは犯罪を犯していないのですから、そこに行く必要はないのです。」と説明しました。

またホノルル救急医療のジム・アイルランド医師は「こういった場所があれば、自分だけでなく、他の人にとっても安全です」と述べました。

この施設の建設には、州と連邦政府の資金、そしてホノルル市と郡からのHUD(住宅都市開発)資金が使われています。運営費は州からの助成金でまかなわれます。

ヒューマンサービス研究所のコニー・ミッチェル事務局長は、「4月にはオープンできるでしょう」と話しています。