Slider

【News】ハワイアンあざらしカイマナが出産

今年に入って初めてのモンクアザラシの赤ちゃんが、人ごみから離れたオアフ島のビーチで誕生しました。

お母さんは、ワイキキでの出産で有名になったハワイアンモンクアザラシのカイマナで、野生生物当局によりますと、1月28日に元気な赤ちゃんを出産したということです。通常出産シーズンのピークは春に始まるので早い出産となりました。

2017年夏にカイマナは誕生しましたがその時は母親のロッキーが、カウアイ島のいつもの場所ではなく、多くの人が集まるカイマナビーチで出産し関係者を驚かせました。

今回の出産場所は明らかにされていませんが、カイマナの赤ちゃんは今のところ元気なようでNOAA(アメリカ海洋大気庁)の非営利パートナーのボランティアによって毎日監視されています。

カフク小学校の5年生は、この赤ちゃんの名前をUʻi Mea Ola(略してUʻi)とつけました。これは「beautiful survivor(美しきサバイバー)」という意味で、潮の満ち引きが激しく、荒れ模様の月の満ち欠けの中で無事に生まれた赤ちゃんにちなんでいるということです。

NOAAは、ハワイアンモンクアザラシの母子に対し、陸上と水中では少なくとも150フィート(約45m)の距離を置くことを推奨しています。