【News】オアフ島西部の水道システムから低レベルのPFAS検出
Low levels of ‘forever chemicals’ found in West Oahu well
ハワイ州保健局は、きのう、オアフ島西部の水道システムから、
低レベルの有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)を検出したと発表しました。
検出されたレベルは低く、健康への差し迫った影響はないということです。
また、家庭用の浄水器でPFASの濃度を低くすることが出来るとしています。
州保健局によりますと、
オアフ島西部のエバ・ワイアナエの水道システムの
「Makakilo Well」から採取した水のサンプルから、
低レベルのPFASが検出されたということです。
有機フッ素化合物PFASは、
自然界で分解されることがほとんどないことから、
「フォーエバーケミカル=永遠の化学物質」とも呼ばれ、
人体への有害性が指摘されています。
環境衛生局のホー副局長は、
「工業製品などに幅広く使われているため、
飲料水から低レベルのPFASが検出されるのは珍しいことではないが、
一般の人がこの物質の存在を認識することは非常に重要なことだ。
連邦当局などと協力し、
科学的な知見に基づいた対応策について検討していきたい」
と、述べました。
水道局によりますと、オアフ島西部では、
およそ27万人がエバ・ワイアナエの水道システムを
利用しているということです。