【News】強風で被害相次ぐ

High wind warning posted for Oahu as powerful winds batter state

強風の影響でハワイ州内では、きのう、木や電柱が倒れたり、屋根が飛ばされるなどの被害が相次ぎました。

 激しい突風が吹き、強風警報が出されたオアフ島では、少なくとも1人がケガをしました。

また、ホノルルの消防によりますと、水曜日朝からきのう午後にかけて、木が倒たり、屋根が飛ばされたなどの通報は、22件に上ったということです。

 (ハワイニュースナウによりますと)

オアフ島のリケリケ・ハイウエーのウイルソン・トンネル付近では、正午過ぎ、道路脇の木が倒れ、カネオヘ行きの車線を走っていた乗用車にぶつかりました。

車を運転していた女性が大けがで病院に搬送されましたが、重傷です。

カリヒのコケア・ストリートでは、午前11時半ごろ、電柱5本が道路に倒れ、複数の車にぶつかりました。

現場は、コケア・ストリートのキング・ストリートとデリンハム・ブルーバード付近で、作業員らが出て、電柱の撤去作業や電線の復旧作業を行いました。

けが人はありませんでしたが、倒れた木や送電線が複数の車を直撃し、天井やフロントガラスなどが大破しました。

 ハワイアン・エレクトリックによりますと、パールシティーとワイマルでは、周辺のおよそ2000戸で停電が発生しました。

また、マキキでも、電柱が倒れ、およそ70戸が停電となったということです。

 そのほか、マウイ島では、強風で飛ばされた木が送電線にぶつかり、オリンダとアップカントリーで停電が発生しました。

ハワイアン・エレクトリックによりますと、きのう午後の時点で、復旧の見通しは立っていないということです。

 気象局によりますと、ハワイ諸島を通過する強い高気圧の影響でトレードウインドが非常に強くなり、オアフ島では、35 マイルを超える風と60マイルを超える突風が吹いたということです。