【News】野生のニワトリ餌あげ罰金!

野生のニワトリに餌を与えたら500ドルの罰金を科す」という法案がでています。

州内の鶏の苦情件数が増大しておりそれを減らそうとする試みです。

下院法案72を提出したのはスコット・マタヨシ州議員(民主党、カネオヘーマヌアビリ地区)で、「この5年から10年の間に、野生のニワトリが急増しています。しかも谷の奥の方ではなく、ダウンタウンのベレタニアストリートで見かけるようになっているのです」と述べました。

マタヨシ氏は、長年にわたって近隣住民から野生の鶏に対する苦情が寄せられていたものの、カネオヘのカプナハラ小学校の元校長から、野生の鶏が生徒に対して攻撃的になっていると聞いて、法案72の提出に踏み切ったということです。

マタヨシ氏は、「小学校の校長先生から、学校で野生の鶏の問題が多発しており、子供たちが危険にさらされ始めていると相談を受けたからです」と述べ、「野生のニワトリは小学校の児童に近づきすぎて攻撃的になっています。そして、児童は野生のニワトリの大きさとさほど変わらないくらいなのですよ」と主張しました。

法案72は、州保健局が警察と協力して罰金を科すというものです。

アイエアに住むアンディ・カウフマンさんは、近所の人が野良猫に餌をやり続けることで爆発的に増えたと言い、「昨夜犬の散歩をしていたら、以前は近所で見かける鶏は

3、4羽でしたが昨日は12羽見ました。しかも鶏とひよこが鳴くので、なかなか眠れない」と話しています。

マタヨシ氏は、この法案について、「これですべてが解決するわけではないでしょうが、少なくとも野生の鶏の数が抑制できるでしょう」と述べました。