【News】救急機の緊急事態宣言延期
ジョシュ・グリーン知事は27日、今月初めに発生した医療用航空輸送機の墜落事故を受けて救急飛行機に関する緊急事態宣言を10日間延長し1月6日までとすると発表しました。
ハワイ州で唯一の民間航空救急事業者であるハワイ・ライフ・フライトの小型飛行機は12月15日にマウイ島沖で通信が途絶え3人の乗員が行方不明となり捜索が続けられましたが18日に捜索が打ち切られました。
州知事は、ハワイ・ライフ・フライトが運行を中止した16日以降ハワイ州は2機のヘリコプターと1機の飛行機を配備し、アメリカ沿岸警備隊はC-130を使ってその穴を埋めてきましたと説明しました。
ハワイ・ライフ・フライトは、1月6日までの期間メインランドから2機のジェット機を持ち込むということです。
グリーン知事によると、緊急事態宣言が発令されている間にこれまで52人の患者が隣島からオアフ島の病院に搬送されています。
知事は、州は航空救急サービスの拡大を検討し、医療業界と協力して近隣の島々の医療サービスを強化する予定であると話しています。