【News】ホームレスへのボランティア活動
クリスマスイブの朝、カカアコにあるハワイ大学ジョン・A・バーンズ医学部のワイオラカフェでは、約30人のボランティアがご飯やトウモロコシ、ハムなどのランチプレートを準備し、ホノルルの都心に住むホームレスに配るトイレ用品や衛生用品、懐中電灯などの必需品をバッグに詰めました。
この配布は、JABSOM (John A. Burns School of Medicine)のハワイ・ホームレスアウトリーチ&メディカルエデュケーション(H.O.M.E.)プロジェクトが行ったものです。また学生が運営する無料クリニックは、ホームレスの人々の医療手段を改善し、ニーズを知らせることを目的としています。
このプロジェクトの診療所と移動診療車には、ハワイ大学の教員や医学部の学生、JABSOMの医学生、トリプラー陸軍医療センターとカイザー・パーマネンテ・ハワイの研修医などのボランティアが参加しています。
エグゼクティブ・ディレクターのジル・オモリ氏によると、クリスマス・イブの物品配布は10年ほど前から行われているそうです。土曜日の配布はカカアコ、イビレイ、チャイナタウン、マキキが中心で、一部エバビーチでも配られました。
このプロジェクトは、年間を通じて医療サービスを提供するほか、クリスマスやハロウィーンなどの祝日には、ホームレスの人々のためにイベントを開催しています
新しく就任したジョシュ・グリーン知事は、手頃な価格の住宅とホームレスへの対処を優先事項のひとつに挙げています。