【News】ホテルの稼働率低下でカマアイナスペシャル

ハワイの空港は、ホリデーシーズンの乗客で混雑していますが、ホテルは、最悪のホリデーシーズンを迎えているようです。

例年、クリスマスから正月にかけてのハワイのホテルは、稼働率が100％を超え、宿泊料金も高騰します。しかし、今年のハワイ、特にオアフ島のホテルは、クリスマスまでの稼働率が40％にまで落ち込んでいると報告されています。

インフレや不況が需要を減退させる一因となっていて、海外からの旅行者、特に日本からの旅行者の戻りが鈍いのが現状です。

そのため、ハワイのホテルは、年末年始の予約について、ブラックアウト期間や最低宿泊日数の条件を撤廃しているところもあります。また、ホテル側も、部屋代から駐車場代、リゾートフィーに至るまで、あらゆる面で割引を実施しています。また、無料の朝食や無料の宿泊などのサービスを提供するホテルもあります。ハワイでは珍しいカマアイナスペシャルも登場し、クリスマスや元旦でも現地でお得なプランが用意されています。

アメリカホテル宿泊協会のハワイ担当スポークスマン、ケコア・マクレラン氏は、「ハワイのホテルは一般的に年末の2週間は売り切れかそれに近い状態ですが、現在ワイキキでは稼働率が40％から50％程度のところもあります。私の知る限り、クリスマスにハワイでカマアイナディールがあったことはありません」と話しています。

ヒルトンのデューク・E・アー・ムー氏は、パンデミック前と比較して海外旅行者の数が大幅に減少しているためカマアイナ料金を提供すると述べ、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジではカマアイナを通常料金から最大30％オフ、ヒルトン・ワイコロア・ビレッジでは地元の人を対象に最大47％オフで提供するということです。

プリンス ワイキキは、金曜日から1月2日までの間、カマアイナが割引料金で宿泊できるオファーを出しています。 また1月3日から31日までに予約したカマアイナが、2023年12月22日まで有効の割引宿泊を提供するニューイヤーディールも用意されています。

アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾートは年間を通じてカマアイナ割引を実施していますがカマアイナ・ホリデー・スペシャルを提供するということです。