【News】呼吸器疾患のある方は注意
マウナロアの噴火が続いており、ボグや火山灰、粒子が大気中に放出されています。
呼吸器系疾患のある人は十分な注意が必要です。
専門家は住民にマスクの使用を勧めていますが、どんなマスクでもいいというわけではありません。コロナの感染予防に有効なものが、火山性の大気汚染用のマスクではない可能性があると述べています。
ハワイ州保健局の毒物専門学者、ダイアナ・フェルトン氏は「M95マスクやK95マスクはある程度効果的です、大きな粒子には確実に役に立つでしょう」と述べています。
しかしながら州保健局の職員は、マスクは二酸化硫黄ガスを除去することはできないとした上で、M95とK95マスクが、(火山の女神)ペレの髪の毛のような粒子に戦うことができることを明確にしたいとしています。
マウナロアは30年以上ぶりの噴火で、大気の危険性についてはまだ未知数だということです。
呼吸器に問題のある人は、薬や吸入器、マスクなどを購入しておくことが勧められています。
CDC疾病予防管理センターによると、オンラインや対面で販売されているマスクの60%以上が偽造品であるということです。専門家は「M95やK95のマスクは、口と鼻をカバーするものです。そのため、3層構造のサージカルマスクよりも良いでしょう」と述べ、見た目はおしゃれでも効果の低いマスクは使わないよう勧めています。