【News】州公立学校教育関係者と職員ら学校安全会議を開催

Hawaii public school workers learn how to best protect their students from intruders, threats

ハワイ州内の公立学校の教育関係者と職員数百人が、秋休みの一部を利用して、キャン
パスで生徒の安全を守るための方法を学びました。

ハワイコンベンションセンターで開催された 3 日間の学校安全会議で、各キャンパス の教育局の職員が、銃撃事件のような緊急事態に際し、周囲の状況を把握し、時間を いかに賢く使うかなどを学びました。

学校安全擁護協議会(School Safety Advocacy Council)の会⻑で、このイベントの 講演者の一人であるショーン・バーク氏は、ハワイの学校は優位であると指摘しまし た。それは「島に住む人々は皆仲が良いので、学校にいる教師は生徒だけでなく、その 両親や祖父母のことも知っており、それが大きな武器になるでしょう。しかしながら、 キャンパスが比較的安全だからといって、職員が油断する理由にはなりません。メイン ランドの多くの学校と異なり、ハワイの学校のキャンパスは通常、いくつかの独立した 建物で構成され、ひとつになっていないため、強力なセキュリティ対策が重要です、と 指摘しました。

3 日間の会議のあと、ファリントン高校のアル・カルガニラ(Al Carganilla)校⻑は、 ファリントン高校は州内でも生徒数の多い規模の学校である上、開放的なレイアウトに なっているので今後、市や州に協力を求め、防犯カメラや人材などのリソースを確保す ることを検討していると話しました。

広報担当者によると、学校レベルの計画は場所によって異なり、ロックダウンやシェル
ターインプレイス(屋内避難)など、実施する訓練について詳しく説明されています。
各学校は毎年、計画を更新することが義務付けられています。