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【News】EV自動車の人気急増で充電施設を増設

バイデン大統領は、ハワイ州内に電気自動車用の高出力の充電設備をさらに配備する計画を承認しました。

ハワイ州は、ハワイ島、マウイ、ホノルル、カウアイの各島に新たに5基の充電ステーションを建設するため、州資金と合わせて約640万ドルの連邦政府資金を得ることになります。

ハワイには現在、約800の充電ポートがあります。ハワイアン・エレクトリック社は、2045年までに ハワイの個人所有の小型車の半分以上が電気自動車になると予測しており、その需要に応えるために少なくとも2,200の公共の充電ポートが必要になると考えています。

尚、州内の電気自動車の最新の登録台数は約4,700台で、昨年より30.9%増えています。交通・エネルギー、経済開発、観光の各委員会に所属するクリス・リー 州上院議員は、「特にガソリン価格が高いため、電気自動車の需要が非常に高い。それなのに公共の充電インフラが少なすぎる」と指摘しています。

一方、ブループラネット・リサーチのポール・ポンティエウ氏は、ハワイの電力網は電気自動車の急増に対応する準備ができておらず、多くの電気自動車を接続すると、送電網がクラッシュする」と予想しています。