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【News】カアナパリビーチで大規模な侵食

23日(金)の大潮の後、マウイ島のカアナパリ・ビーチが侵食により、歩道の一部と木が海になだれ落ちました。住民によると、以前から注意が必要な状況だったということです。

マウイ島在住のティアレ・ローレンスさんが撮影したドローン映像は、問題の大きさを物語っていて、「これは一時的な解決策では機能しません」と話しています。

ハワイ大学海洋地球科学 技術学部のチップ・フレッチャー臨時 学部長は、今回の浸食はこれまで見た中で最悪のものだとして「あの歩道を崩して壊してしまうほどの浸食は見たことがない」と話しました。浸食の悪化は、海面上昇が建物や歩道のある海岸線を動かしたものということです。

尚、海岸線にある土嚢(どのう)のいくつかは、約20年前に起こった侵食の時のものだということです。

州土地天然資源局は、この問題に対処するためにカアナパリ・ビーチの修復プロジェクトを提案していますが、フレッチャー氏は、それは一時的な解決策にすぎないと話しています。