【News】マウイでアクシス鹿急増で緊急宣言

マウイ島でアクシス鹿(アクシスジカ)が増えて大きな問題となっています。

デービッド・イゲ知事は鹿がもたらす危機に対してマウイ郡に4回目となる緊急宣言を発令しました。緊急救済期間を設けるということです。

マウイでは増え続ける鹿を制御する努力を続けていますが、専門家によると、マウイ島には現在およそ6万頭以上のアクシス鹿がいるとされています。

鹿は牧草地や地元の植物を荒らし、水や食料を求めて農業地域や開発地域に移動し始めています。鹿が移動した所は環境が荒らされるだけでなく、病気が蔓延する可能性があり危険です。

いげ知事は、州と郡が現在の鹿の危機を軽減・抑制し、戦略を打ち出すために宣言したもので、戦略の内容は、

– アクシス鹿のコーラリング (柵や囲いに入れる)

– 持続可能なレベルまで鹿を処分する

– フェンス沿いの植物を除去する

– フェンスの設置や補強

– 車道、空港、滑走路にアクシス鹿を近づけない。

といった対策が含まれています。

これは2022年11月18日まで継続される予定です。