Former Maui official, Honolulu executive plead guilty in 6-year bribery scheme

マウイ郡の汚水処理を巡る贈収賄事件で、収賄の罪などで起訴された被告のマウイ郡環境管理局の元局長が19日連邦裁判所に出廷し、起訴内容１件について罪を認めました。

マウイ郡環境管理局の元局長、スチュワート・オラニ・スタント被告は、2012年から2018年までのおよそ６年間に渡り「H2Oプロセスシステム」のオーナー、ミルトン・J・チョイ被告から現金や旅行代など合わせて200万ドルの賄賂を受け取り、この会社と1900万ドルの汚水処理の契約を結んだなどとして、先月31日、連邦検察局に起訴されました。

連邦裁判所に出廷したオラント被告は、起訴された収賄に関する罪一件について有罪を認めました。

一方、チョイ被告も連邦裁判所に出廷し、スタント被告に賄賂を送った罪を認めました。

この事件に関連してハワイ州内では、元ハワイ州議員２人が、チョイ被告から賄賂を受け取った見返りに被告の会社に便意を図ったなどとして既に有罪判決を受けています。

スタント被告とチョイ被告には、それぞれ、来年１月４日、量刑が言い渡される予定です。