【News】消防車爆発炎上事故 酸素ボンベから発火したか?!

Portable oxygen cylinder likely cause of deadly ambulance blaze, officials say

先月24日、オアフ島カネオヘの病院の敷地内で救急車が爆発して炎上し、1人が死亡、1人が大ケガをした事故で、ホノルル市当局は、14日、携帯用の酸素ボンベが発火の原因だった可能性が高いと発表しました。

先月24日夜、オアフ島カネオヘの「アドベンティスト・ヘルス・キャッスル・ホスピタル」の敷地内で、患者を搬送してきた救急車が爆発して炎上し、91歳の男性が死亡、救急救命士の男性1人が大ケガをしました。

事故を受けて、爆発の原因を調べていたホノルル市当局がきのう、記者会見を行い、患者の男性に酸素吸入を行うため、携帯用の酸素ボンベに切り替えた際、発火した可能性が高いと発表しました。

ホノルル市救急サービスのジム・アイルランド=ディレクターは、記者会見で、「事故当時、ポンという音がして、その後、?火が出た。救急車の周りで発火するような物は見つからなかった」と、述べました。

アイルランド氏は、大ケガをした救急救命士の男性にも事故の聞き取り調査を行ったということです。

アイルランド氏は、「携帯用の酸素ボンベが事故原因だった可能性が高い」と指摘した上で、「調査は進行中で、市当局はさらに事故の解明を進める方針だ」と、強調しました。

一方、ホノルル消防局のカラニ・ハオ所長は、「事故が偶発的だったと判断することはできたが、発火の原因を断定することはできなかった」と、述べました。