【News】40年前の殺人事件でハワイ在住の男を逮捕
40年前にカリフォルニアで起きた10代の少女のレイプ殺人事件に関与しているとして先週、75歳のハワイ在住の男が逮捕されました。
ゲイリー・ラミレスは先週マカワオの自宅で逮捕されました。ラミレス容疑者は、10日にも身柄引き渡し手続きのために出廷する予定です。当局によると、ラミレス容疑者は身柄が引き渡された後、殺人、誘拐、レイプの容疑で罪状認否が行われます。
この事件は、1982年にパロアルトに住む15歳のカレン・スティットさんが殺害されたもので、サンタクラリタ地方検事局は、調査の結果ラミレス容疑者が逮捕されたと発表しました。
被害にあったスティットさんは10代のボーイフレンドと一緒に夜、サニーベールのバス停に向かって歩いているのを目撃されたのが最後でした。翌日、血まみれの遺体が発見され、スティットさんは性的暴行を受け、首、胸、腹、背中を59回刺されていました。
地方検事ジェフ・ローゼン氏は、「カレン・スティットさんの死の謎は法医学の進歩と決してあきらめない刑事のおかげで解き明かされました」と述べています。当局によると、当時の犯人の血液と体液が残っていて、DNA鑑定でスティットさんのボーイフレンドの容疑を晴らし、別の容疑者を捜索しました。
ラミレス容疑者は、フレズノで育ち、1970年代には空軍に所属していました。退役後は、サンフランシスコ、サンディエゴ、コロラド州のあと、ハワイに住んでいました。
有罪判決を受けた場合、仮釈放の可能性のない終身刑の可能性があります。