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【News】日本語を含む法定通訳者不足

州司法当局が、英語が苦手な人でも公平に裁判を受けられるよう、法廷通訳を必要としています。

司法の平等とアクセス・コーディネーターのデビ・トゥラング・デ・シルバ氏は、高度な専門技術である法廷通訳の数が十分ではないと話しています。

法定通訳は、交通、民事、刑事など、あらゆる種類の訴訟裁判で、ほぼ毎日必要とされているということです。通訳者は独立した請負業者として働き、熟練度に応じて1時間25ドルから55ドルの報酬が支払われます。

デビ・トゥラング・デ・シルバ氏(Tulang-De Silva)は、「言葉の壁が司法の運営を妨げています。言葉の壁に対処しなければ、公正な司法の運営に支障をきたします。」と話します。

裁判所には48言語の通訳の要請があるが、より需要の高い言語もあります。2019年度に州裁判所で最も需要が高かった英語以外の言語は、チューク語、イロカノ語、マーシャル語、韓国語、スペイン語、標準中国語、タガログ語、日本語、ベトナム語、アメリカ手話でした。

司法当局では、7月と8月に法廷通訳者を目指す人のためのオリエンテーション・ワークショップを開催します。英語とその他の言語を話し、そのスキルを活かしたい人は、州裁判所の通訳になるために必要なこのワークショップに登録することが奨励されています。

通訳者向けの2日間のワークショップでは、法制度や専門用語について学びます。法廷通訳者になるためのその他の条件としては、英語力と倫理試験に合格すること、通訳者の観察とシャドーイング、バックグラウンドチェックがあり、更に研修を受けることも推奨されています。

このワークショップは通常200ドル近くかかりますが、助成金により、25ドルで提供されています。

JUDICIARY INTERPRETER WORKSHOPS

>> Hilo: July 14-15, Hale Kaulike

>> Kona: Aug. 2-3, Keahuolu Courthouse

>> Kauai: July 20-21, Puuhonua Kaulike

>> Maui: July 27-28, Hoapili Hale

>> Oahu: Aug. 12-13, Hawai‘i Convention Center

詳細は、https://www.courts.state.hi.us/news_and_reports/2022/06/judiciary-resumes-in-person-court-interpreter-workshops

電話は、 the Office on Equality and Access to the Courts at 808-539-4860

emailは、 OEAC@courts.hawaii.gov.