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【News】干ばつでオアフ島の住民に節水を呼びかけ

ホノルルが水不足に直面しています。

夏に乾燥した状態が続けば、アイエア・ハラバからハワイカイまでの住民は、レッドヒルの汚染水問題とも関連して、今後、給水制限や、水の出を抑えたり、停電となる可能性もあるということです。ホノルル市水道局のアーニー・ラウ部長は、「オアフ島は最近雨が降っているものの、干ばつ傾向にあり、今後数ヶ月で状況が悪化しても不思議はない」と話しました。

過去に雨が降らない干ばつが原因で、給水制限が行われたことがありましたが、ホノルルはレッドヒルの水問題という別の事態にも直面しています。昨年、海軍の水道水に燃料が混入していることが判明し、12月に水道局は市の水道が同じように汚染しないように、3つの井戸(水源)を停止しました。そのうちの1つが、オアフ島で最大の水源であるハラバの井戸(水源)です。この水源は通常、ワイキキを含むホノルル市からハワイカイまでの40万人以上の住民の飲料水の20%を供給しています。

水道局は、310日住民に10%の自主的な削減を呼びかけました。広報担当のエリオット・パヒヌイ氏は、「洗濯機の使用やシャワー時間の短縮などを勧めています。

その上で、ラウ部長は、「ハリケーンシーズンに備え、水を蓄えておけば、ハリケーンによる断水や、レッドヒルの状況による断水という2つの緊急事態に対処できる可能性があります」と話し、「このまま雨が降らず干ばつが続けば、島全体で給水制限が必要になるかもしれません」と、(特定の地域だけでなく)オアフの全住民に、重ねて節水を呼びかけました。