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【News】公立学校の室内ではマスク着用義務継続中

CDC(アメリカ疾病対策センター)がガイドラインを更新し、新型コロナウィルスの状況が、低または中程度の教育現場においては、屋内でのマスクを着用しなくてもよいと発表して1ヶ月が経ちました。

しかしながらハワイ州教育局DOHは、引き続き屋内でのマスクを推奨していて、「マスク着用は有効です。国立衛生研究所が行った研究によると、学校内でマスクの着用を義務化することにより、コロナの感染が約72%減少したのです」と説明しています。

高校生から小学生までの6人の子供を持つパールシティのクリステン・サベアさんは、「私はコロナが終わったとは思っていません。自分の安心と子供たちの安全のためなら、屋内ではマスクを着用させてもまったく問題ありません」と述べ、マスク着用義務に大賛成です。

一方、コナに住むナタリー・ミュンスターマンさんは、2人の小学生の母親で、「私たち夫婦は、マスクが、子どもたちの社会面・情緒面に影響を与えたのを目の当たりにしてきた」といい、「リスクが低いのだから、親と子の選択の時でしょう」と主張しています。

精神科のトーマス・クック医師は、ブラウン大学の研究を引用し、IQポイントが過去2年間で20ポイント低下したことを明らかにしました。

「このデータは、マスク着用や、ロックダウンの影響なのか、まだ解明されていませんが、疑問に思う必要があると思う」と話しています。

ハワイ州教職員組合は、生徒と教育者が1日に7時間も一緒に部屋で肩を並べて座っているわけだから、と、教室でのマスク着用を支持しています。