Slider

【News】ハワイ州当局 自殺の女性受刑囚の遺族に55万ドルの支払い同意

State to pay $550K to family of inmate who hung herself at Maui jail

マウイ島の刑務所で女性受刑囚が自殺したのは「当局が安全監視を怠ったためだ」などとして遺族が起こしていた裁判で、

ハワイ州当局が示談として、損害賠償金55万ドルを支払うことで同意したことが、きのう分かりました。

デイジー・カシタティ受刑囚=当時26歳は、2017年、収容されていたマウイ島の刑務所で首をつって自殺を図り、死亡しました。

カシタティさんには、当時、5歳未満の子供4人がいましたが、懲役5年を言い渡されて刑務所に服役していました。

遺族側の弁護士は、裁判で、「カシタティさんは精神的に悩んでいて、自分自身を傷つける懸念があるため、刑務所の警備員に監視をして欲しいと訴えたが拒否され、

翌日、同じ部屋の受刑囚が警備員や看護士に監視をして欲しいと願い出たが聞き入れられなかった。自殺を防げなかったのは、当局が監視を怠ったためだ」などと主張していました。