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【News】ハワイ州は屋内でのマスク着用義務継続

CDC(アメリカ疾病対策センター)は、新型コロナウィルスの症例数と入院患者数も減少していることから、マスクの着用規制を緩和しました。以前の指針では、感染率が高い地域で、マスクを着用するよう推奨していました。最新の指針では、地域社会の広がりや症例数よりも、入院や病院の収容能力に重点を置いてマスクを着用しなくていいと発表されました。

一方、ハワイ州のデビッドいげ知事は、先週金曜日に、ハワイはCDCの指針に沿わず、ハワイでは、屋内でマスクを着用する規制を維持すると発表しました

ハワイのいげ知事は声明で、「ハワイは今のところ、室内マスクの義務化を継続します。州全体および世界的な状況や、米国内および郡レベルで変更が加えられることがあれば、それに応じて調整します。CDCは、過去にマスクをしなくて良いと発表しましたが、その後すぐにデルタ株による感染者の急増で屋内マスクの義務付けを復活させたことがあります。ハワイはその間も、屋内マスク着用を続け、住民を保護し、ウイルスの急速な拡大を防いできました。その結果、コロナ関連による死亡率は全米で2番目に低くなったのです。と説明しました。

CDCは、ハワイでの入院患者数は少ないので、今のところマスクの規制は必要ないとしていますが、化学者の中にも慎重な姿勢をとる人がいて、疫学者のデウォルフ・ミラー氏は、「転ばぬ先の杖」という意見です。ミラー氏は、私は、自分が安全だと思えるまで、他の人たちも安全と思えるまで、できる限りのことをしたい」と話しています。