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【News】感染者減少で病院の面会が可能に

クイーンズ・ヘルス・システムズとカイザー・パーマネンテ・ハワイは、ハワイ州の毎日の感染者および陽性率が減少していることを受けて、面会のガイドラインを緩和しました。クイーンズ・メディカル・センター(パンチボール)とクイーンズ・メディカル・センター(ウエストオアフ)は22日より、安全対策を施した上で、入院患者1人につき11人の面会を許可すると発表しました。また、病院の外に設置されていたトリアージテント(病院に入る前に患者を選別するためのテント)も撤去するとのことです

クイーンズ・ヘルス・システムズの 最高執行責任者 兼 クイーンズメディカルセンター長のジェイソン・チャン氏は、「入院している患者さんの治療過程において、家族や友人が与える役割がどれほど重要であるかを理解しています。ですからお見舞いの方を再び迎えることができて嬉しい」と述べています。

クイーンズに面会する人は18歳以上で、ワクチン接種を受け、病院に入る時に接種カードを提示する必要があります。また、体温計測と問診を受けなければならず、発熱、息切れ、咳などの呼吸器系疾患の症状がある方は入る事ができません。また、マスクを着用し、人との距離を置くことが義務付けられています。11回の入室が許可されますが、産科、小児科、新生児の面会には、追加で許可される場合があります。外来クリニックや診療科で予約や処置が決まっている患者は引き続き、付き添い1が認められます。ただし、クイーンズでは、COVID-19の患者には面会が許可されません。

オアフ島のカイザー・モアナルア・メディカル・センター、医療オフィスビル、クリニックで、患者一人につき一回、ワクチン接種済みの人の面会を受けつけます。小児科とNICUでは、2名許可されます。カイザーによると、面会はワクチン接種の証明または、72時間以内の検査結果の陰性証明を示す必要があるということです。