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【News】マウイ郡空港に鹿の侵入を防ぐフェンス設置

Deer on Maui airport runway prompts additional fencing

今月初め鹿が空港の滑走路に入り込んだため、マウイ島の空港周辺に(鹿よけの)補強フェンスが設置されました。マウイ地区の空港管理者、マーヴィン・モニーツ氏によりますと、鹿が通り抜けられないように、カフルイ空港を囲む 既存の木製フェンスにビニールのフェンスを重ねたということです。およそ10万ドルをかけて設置されました。

また作業員はフェンスに沿って生えている牧草を刈り、空腹の鹿がよってこないようにしたということです。マウイ島には何万頭もの外来種の アクシスジカ が生息しています。

一時は空港フェンスの周囲に700頭ものアクシスジカが出没しましたが、牧草地や水を求めて北上し、その数は約300頭にまで減少していると言うことです。

さらに鹿の群れはモロカイ空港周辺の木々や草も踏みつけています。

ハワイ州のデービッド・イゲ知事がは、マウイ郡の緊急災害宣言を3月7日まで延長したため、鹿の数を減らし制御するための対策を講じることができるようになったということです。