【News】教員の定職率が大幅に低下(慢性的な教員不足)
ハワイ州内の公立学校に勤める教員の5年間の定職率が、去年はおよそ5割だったことが、ハワイ州教育局の調査レポートで明らかになりました。
州教育局によりますと、2020年から2021年の調査で、公立学校教員が、5年間、職に留まった率は51%で、教育局が2017年から2020年にかけて設定した52%のベースラインを下回りました。
州教育局は、慢性的な教員不足を解消するため、教師としての意欲を高め、離職を防ぐなどのプログラムに3400万ドルを費やし、2020年までに、定職率60%を目指していました。調査レポートは、「質の高い教育を提供し、新規に教員を採用する費用を削減するなど、教員を長期にわたって維持することは重要だ」としています。