【News】ハワイ島マウナケアで事故8人死傷
ハワイ郡警察は2日、1日(元日)に、マウナケア・アクセス・ロードを猛スピードで走行したトラックがコントロールを失い横転、9歳の少女が死亡、7人が重軽傷を負ったと発表しました。
ハワイ郡消防署は、1日(土)の午後3時31分に911通報を受け、午後3時50分にマウナケアビジターセンター近くの現場に到着しました。医療チーム3チームとヘリコプター2機を含む8部署から合計22人に加え、ポハクロア・トレーニング・エリアに駐在する連邦消防局の6人と、民間の救急会社アメリカン・メディカル・レスポンスの救急隊員2人も、救助活動に加わりました。
ジェレミー・リドル巡査部長によると、2018年型トヨタ・タコマが雨天のマウナケア・アクセスロードを西に走行中、トラックのブレーキに不具合が生じたということです。カーブを曲がりきれなかったトラックは対向車線を横切り、車道から外れて約200~300 feet(60-90m)落下しました。警察によると、トラックに乗っていた8人のうち5人は車内に、他の3人はトラックの荷台に乗っていました。
死亡した女児は、後部座席に座っており、ヒロ・メディカル・センターに搬送されましたが、午後5時3分に死亡が確認されました。同じくヒロメディカルセンターに搬送された3歳の男の子は、その後オアフ島のカピオラニ・メディカル・センターに移送されました。重体と発表されています。
トラックを運転していた女性(40)は、33歳の男性と共に、ヒロメディカルセンターから、のちにクイーンズ・メディカル・センターに移送されました。
警察は、スピード、ブレーキの故障、シートベルトの非着用が事故の原因であるとみています。現在も調査中です。これはハワイ島で2022年の最初の交通死亡事故となりました。