Slider

【News】キラウエア火山見物に1日2300人

ハワイ島のキラウエア火山を訪れる人の数が、1日あたり少なくとも2300人以上に上っていて、ハワイ火山国立公園のスタッフは、10月の時期としては珍しいと、話しています。

ハワイ島のキラウエア火山では、先月29日に噴火が始まり、山頂のハレマウマウの火口から溶岩が吹き出るなど、噴火活動が続いています。ハワイ火山国立公園のジェシカ・フェランケーン氏は、「少なくとも1日当たり2300人が火山を訪れています。多くの人達が、噴火口の赤やオレンジ色の溶岩を見ようと、日の出から夕方までの間に訪れます。」と話しています。また、訪れる人の中には、マスクを着用していない人も多いため、マスクを必ず着用しソーシャルディスタンスを保つなど、新型コロナウイルスの感染対策をお願いしたいとしています。マスクを着用していない人に対し当局が警告を行うなどしていて、違反切符を出す場合もあるということです。

そのほか、火山国立公園内には、貴重な野生生物が生息しているため、車を運転する際はスピードの出しすぎに注意して欲しいとしています。ハワイ州の鳥に指定されているネネ(ハイアン雁)3羽が最近、公園内の道路で車に引かれて死亡しています。