【News】海の上に浮かぶ洋上風力発電計画

連邦政府の最新の調査によると、（海の上の）洋上風力発電について、オアフ島への電力供給は、開発者にとっても　消費者にとっても経済的に可能であることがわかりました。ただし、すぐに実現可能ではなく、いくつか課題もあり、それらが解決されなければなりません。

この調査は、国立再生可能エネルギー研究所が、ハワイで最も人口の多いオアフ島の海岸から少なくとも3海里離れた連邦水域に風力発電所を浮かべる場合の費用と実現の可能性を分析したもので、このほどその調査が完了しました。分析によりますと、洋上風力発電は、現在の太陽光発電所の発電量よりも安価な電力を生産することができる、2030年前までの建設は難しい、オアフ島の電力需要の約35％を供給できる600メガワットの規模の発電がもっとも経済的であると思われる、コストは、約21億ドル（約2,000億円）と見積もられています。

一方、この洋上風力発電の実現に影響を与える可能性のある　いくつかの主要な問題については言及されていませんが、港の改修や陸上送電インフラのコスト、環境調査等が含まれるということです。