ハワイ州内公立スクールで「Farm to School(農場から学校へ)」プログラム来年度から本格的に開始|アロハホットライン
アメリカ連邦政府からの補助金10万ドルにより「Farm to School(農場から学校へ)」ハワイ州内の公立学校で来年度から州全体で本格的に開始されることが発表されました。
地元の農場から学校へというプログラムは、2015年に始まったAina Pono Hawaii State Farm to Schoolプログラム。ハワイ島のコハラスクールとミリラニにある3つのスクールで現在も行われています。このプログラムを行っているスクールに通う生徒達からは、「地元で生産された新鮮な食べ物が州内に広がり需要が増えている」という言葉もでています。
ハワイ州副知事オフィスによりますと、スクールカフェテリアのスタッフは、地元産の食材を準備し調理する方法などの訓練を受けており、今後このプログラムに携わる農場、牧場関係者、食品販売関係各者もシステムに関する訓練なども行われる予定です。USDAは年間最大で5百万ドルの助成金があり、2018-2019年度には、73件の助成金により、6,000校と280万人の生徒への配給を見込まれています。
このプログラムを行うスクールに通う約66%の生徒にできる限り負担の少ない金額または無料でスクールランチを供給していく方針としている。ハワイ州Doung Chin副知事は「Aina Pono Hawai’i State Farm to Schoolプログラムと、ハワイ州、公的機関、各種企業や団体などさまざまなパートナーの大きな支援によって確立し拡大しています。」と語っています。