【News】レッドヒルの燃料貯蔵施設事故 燃料取り除き50%が終了も作業員の人手不足が明らかに!
‘We are very shorthanded.’ Navy program dealing with forever chemicals cleanup at Red Hill has 50% vacancies
オアフ島のレッドヒルにある海軍の燃料貯蔵施設から燃料が漏れた事故について、海軍の上層部が14日、下院議会の特別委員会に出席し、「燃料の取りだしは50%が完了したが、作業員の不足が起きている」などと説明しました。
2021年11月、レッドヒルにある海軍の燃料貯蔵施設から大量の燃料が漏れ出し、水道水が汚染される事故が発生しました。
海軍当局は、その後、貯蔵施設から燃料を取り出す計画案を発表し、おととし10月から取り出し作業を開始しました。
下院議会の特別委員会が14日に開かれ、出席した海軍のジョセリン・タマシロ氏は、「燃料取り出し作業を行っていた9人のうち2人が退職し、現在は7人で作業を行っている。計画案で示された作業員の数は15人だった。貯蔵施設から燃料の50%を取り出したが、作業員が不足している」と、述べました。
また、事故の翌年、施設に設置されていた消火機から消火用の泡が漏れだし、有機フッ素化合物の「PFAS(ピーファス)」が検出されたと明らかにしました。
PFASの一部は、永遠の化学物質と呼ばれ、発がん性や子供の発達への影響などの有害性が指摘されています。
現在、PFASのモニタリングが行われています。
一方、海軍当局は、ことし後半にも長さ10マイルの燃料パイプの撤去作業を開始する計画だとしています。