【News】ホノルル高架鉄道車輪の幅が狭い問題を精査
Search continues to fix Oahu rail’s too-narrow wheels and too-wide tracks
建設工事が難航しているHART=ホノルル高架鉄道で車輪の幅が線路に合わないことが見つかった問題について、
HART当局は14日、契約を結んでいる日立の関係者とホノルルで協議を行いました。
線路の幅に対して車輪の幅が狭すぎる問題は、去年の末に行った時速55マイルの走行テストで見つかりました。
HART当局によりますと、線路が交差する「フロッグ」と呼ばれる箇所で車輪が0.5インチ狭いなどの問題が見つり、それぞれの「フロッグ」の12のポイントで特に問題が深刻だということです。
14日は、車輪を交換するか、線路を撤去して新たな線路を設置するかなどについて話し合ったとみられます。
HARTの最高経営責任者でエグゼクティブ・ディレクターのロリ・カヒキナ氏は、取材に対し、
「プロジェクトを改善すためわれわれは問題を精査し、解決策への取り組みを行っている」と、述べました。
HARTの建設を巡っては、事業費の不足額が30億ドルに膨らむ見通しとなっています。
また、当局によりますと、「建設作業が完了するのは10年後になる」としています。