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【News】カハラ傷害事件 起訴取りさげ要求

去年7月、オアフ島のカハラで10代の少女の首や胸などを刃物で刺したとして逮捕起訴された男が、弁護士を通して起訴を取り消すよう裁判官に求めていることが分かりしました。

起訴状などによりますと、エリック・ウィリス被告=当時18歳は、去年7月カハラの海岸付近で、当時17歳だった少女の首や胸などを複数刺し大けがをさせたとして逮捕されました。

ウィリス被告は、その後第2級殺人未遂容疑で起訴され、(仮釈放なしで)去年7月からオアフ・コミュニティーコレクショナルセンターに拘留されています。弁護士側は、「事件現場は別の場所であり、防犯カメラの映像が容疑者と犯罪を関連付ける証拠にはならない。犯行に使われたとされるナイフも見つかっておらず物的証拠がない」などとして、ウィリス被告を “監視下での釈放”を求めています。

一方、検察側は、「ウィリス被告は危険人物であり、地域社会に深刻なリスクをもたらしかねない」などとしていています。裁判官が今後、事件の却下や釈放を認めるかなどについて判断する予定です。