【News】ワクチン供給不足で困惑
ハワイ州に入ってくるワクチンの数が不足し、不安定な状況に陥っています。今週ハワイが受け取る予定のワクチンは32,000回分のみとなっています。これは医療機関が接種を予定している半数でしかありません。
ワクチン供給は国の取り組みによるもので、現時点で、いつ、どれだけのワクチンがハワイに供給されるのか明確ではありません。このため関係者のストレスが溜まってきています。ハワイ・ヘルスケア・アソシエーションのHilton Raethel 会長は、「現実的にどれだけ対応できるのかわからない、ハワイ州が受け取ったワクチンは203,000回分以上ですが、月曜朝の時点で106,000人が接種しています。保健関係者は、ワクチンを2度接種しなければならないけれども、どれだけのワクチンが毎週くるのかが確定しておらず二度目の接種までの期間があくことになりかねないため、最初の接種を止めないといけないことになる」と危惧しています。
ところでハワイ・パシフィック・ヘルスは75才以上のシニア(クプナ)を対象にしたワクチン接種を行っていますが、保健局は、シニアに付き添ってくる18才以上の付添人へのワクチン接種を中止するとしました。ハワイ・パシフィック・ヘルスは1月18日にオアフ島、1月15日からカウアイで接種を始めていて、付き添ってきた大人にも接種を行ってきていましたがそれを中止することにしたものです。
これは、ワクチン不足によるもので、需要よりも供給がおいついておらず、なるべく多くのクプナを優先するためです。
尚、ハワイ・パシフィック・ヘルスはホノルル港のピア2で75才以上のクプナへの接種を行っています。予約のみで、予約なしでウォークイン(会場に直接行って)接種することはできませんので注意して下さい。