【News】「カイザーパーマネンテ」の医療従事者５日間ストライキ続く

Kaiser Permanente employees continue five-day strike

ハワイ州内の「カイザー・パーマネント」の組合員、合わせて数千人が参加するストライキは１６日３日目に突入しました。

ストライキは５日間の予定です。

「カイザー・パーマネンテ」の医療従事者が加入する「UNITE HEREローカル5」や「ハワイ看護師・医療専門家組合」などの労働組合は、１４日朝から大規模なストライキに入りました。

組合側は、賃上げや労働環境の改善などを求めています。

ストライキに参加した人は、「ハワイの物価に見合った賃上げをして欲しい」、「スタッフの慢性的な人員不足による労働環境を改善して欲しい」などと訴えました。

一方、病院側は、「誠実な労使交渉を行う」としていて、今後４年間で、賃金を２１.５％引き上げる契約案を提示しています。

また、病院側は声明で、「カイザー・パーマネンテの医療施設は、ストライキ中もほぼ通常通りの業務を行っている。緊急患者や処方箋については、出来る限りの対応を行っている」とした上で、「ストライキは日曜日の朝終了する予定なので、病院を利用する患者は安心して欲しい。不便をおかけして心よりお詫び申し上げる」としています。

ストライキはハワイ州のほか、ウエストコーストの「カイザー・パーマネンテ」でも行われてます。