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【News】高波注意報発令中のノースショア付近で相次いで海難事故が発生

日曜日にはニイハウ島、カウアイ島、オアフ島、モロカイ島の北と西の海岸一帯、そしてマウイ島北岸に高波注意報が発令されていたハワイですが、オアフ島では週末に複数の事故が発生し、ホノルル市郡海洋安全局と救急医療サービスは対応に追われました。

海洋安全局によりますと、土曜日に非番のライフガードがカネオヘ・サンドバーで泳いでいて意識不明となった女性を救助し、ライフガードが到着するまで心肺蘇生措置を行いました。その後、救急隊が重体の女性を病院に搬送しました。また、カエナ・ポイントでライフガードがハイカーを救助し、近くの病院に搬送したということです。

日曜日は、ライフガード、ハワイ消防局(HFD)、そして通行人がケイキ・ビーチで波にさらわれた2人を救助したと発表。救急隊員が重体となった2人病院に搬送しました。
また午前9時頃、ハナウマ湾でシュノーケリングをしていた74歳の男性をライフガードが救助。男性は大量の水を飲み、重体となっています。

ポカイ湾では船舶が停電し、ジェットスキーに乗ったライフガードが乗船者を岸まで搬送しましたが、1名が親指を負傷し、救急隊による医療処置を受けたとのことです。

シャークス・コーブでは、午後5時30分頃、救急隊が海洋安全局と共同で、危険な波にさらわれて鋭い岩にぶつかり、重度の擦過傷と裂傷を負った3人を救助しました。救急隊によりますと、27歳と24歳の男性が重体で病院に搬送されましたが、21歳の男性は搬送を拒否しました。当局は、ライフガードは日曜日だけで2,700件以上の予防措置と25件の救助活動をノースショアで行ったと発表しています。

これを受け、ビーチを訪れる人々に対し、水に入る前にライフガードに確認すること、すべての警告標識に注意を向けること、緊急時には911に電話してライフガードに助けを求めることを改めて呼びかけています。