【News】南米産のコーヒーを１００％コナ・コーヒーと偽り販売　連邦当局が６６歳の女を起訴

Kona woman charged after earning millions from fake ‘100% Kona Coffee’ beans

ハワイ島のコナに住む６６歳の女が10年以上にわって、南米産のコーヒー豆をコナコーヒーと偽って販売していたとして、通信詐欺罪など合わせて２４件の罪で連邦当局に起訴されました。

起訴されたのは、パトリシア・ジョンソン被告です。

起訴状などによりますと、ジョンソン被告は、２０１２年から去年４月までの間、シアトルとオークランドの業者から購入したコーヒー豆を南米産と知りながら、１００％コナコーヒーと表示して販売するなどしたとして通信詐欺や、違法財産取引罪、公務執行妨害罪など２４件の罪に問われています。

連邦当局によりますと、被告が購入した南米産のコーヒー豆は、１０年余りでおよそ１９万４０００パウンド＝およそ８万４０００キログラムで、売り上げは、数百万ドルに上っていたということです。

３０日、コナで連邦当局に逮捕・起訴されました。

連邦検察当局は、ジョンソ被告を　オアフ島の連邦拘置所に移送し、保釈なしで拘留する見通しです。

また、連邦司法省は、コーヒーの売り上げで不当に得た520万ドル余りを没収する方針です。