【News】ハワイ州に津波到達

ニュース速報｜津波関連

今夜、ハワイ州に津波が到達し始めたことを受け、ホノルル市当局は住民および観光客に対し、引き続き最大限の警戒を呼びかけています。

午後8時30分時点で、カフルイとハナレイでは約4フィート（約1.2メートル）、ハレイワでは約3フィート（約0.9メートル）の波が観測されました。

市の広報によると、「特にオアフ島ノースショアで海面の大きな変動が確認されています。津波警報センターの専門家も、今後数時間にわたり影響が続く可能性があると警告しています。被害状況については、まだ確認されていません。」

ホノルル市と郡は、すべての住民に対し、津波浸水想定区域から離れた高台にとどまるよう強く求めています。また、避難区域には当局の許可が出るまで絶対に戻らないようにと呼びかけています。

太平洋津波警報センターのチャールズ “チップ”・マクリアリー所長によれば、「津波は一度の波では終わらず、今後20～30回の波が続く可能性がある」とのことです。

午後8時10分の発表では、カウアイ島・ハナレイで最初の波が約3～4フィート、ナウィリウィリでは約0.7～0.8フィートと測定されました。

午後7時50分には、同センターから「最初の津波は午後7時10分ごろハナレイを襲い、通常の海面より約1.5フィート高かった」との報告も。マクリアリー所長は「被害が深刻にならないことを願っているが、まだ油断はできない」と強調しました。

なお、「安全宣言（オールクリア）」が出されるのは、早くても水曜の朝になる見込みです。

現在、視界不良のため、午後8時15分にコレコレ峠（Kolekole Pass）は一時閉鎖されています。

当局は、「911番は本当の緊急時に限って利用してください」と市民に注意を促しています。