【News】 農家と警察が協力　農地の犯罪対策で新ユニット設置へ

オアフ島リーワード地区で、農家と法執行機関が農地での犯罪対策について話し合いました。

農家のカレイ・サルセドさんは、不法侵入や密猟などの被害に長年悩まされてきました。甥のクランストン・ピアさんは2019年、不法侵入者とのトラブルで命を落としました。

サルセドさんの訴えをきっかけに、農地の犯罪に特化した捜査ユニットを創設する州法案「ピア法（SB1249）」が成立見込みです。

オアフ島とハワイ島に計8人の警官が配備される予定です。

法案を提出したのは、3代続く牧場主でもあるハワイ島選出のティム・リチャーズ上院議員です。

「これ以上、ただ傍観することはない。違反者は厳正に法の下で裁かれるべきだ」と決意を語っています。

グリーン州知事はこの法案に署名する見通しで、今後はユニットの拡充も視野に入れられています。