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【News】海軍の燃料貯蔵施設水道汚染問題で水道局が12億ドルを請求

Board of Water Supply files $1.2B claim against Navy to cover costs of responding to Red Hill crisis

オアフ島のレッドヒルにある海軍の燃料貯蔵施設から石油燃料が漏れて水道水が汚染された問題で、ホノルル市水道局は、海軍に対し、汚染の対応などにかかった費用として、12億ドルの支払いを請求しました。

水道局のラウ=マネージャー兼チーフエンジニアは、記者会見で、「汚染問題で水の検査・監視を行ったり、改善対策を行わなくてはならなくなった」と説明しました。

水道水の水質検査を行った結果、水道局が一般の家庭などに供給している水道水から、漏れ出した燃料は検出されませんでしたが、ラウ氏は、「汚染問題は未解決のままで、緊急事態は進行中だ」と、述べました。

海軍当局は、水道局からの請求を受けて、6カ月以内の対応を求めらることになります。

軍事法務総監事務所は、声明で、「海軍当局は、請求に応じるかの評価を行っている」としています。

海軍が請求に応じない場合は、連邦裁判が長引く可能性があります。

一方、当局によりますと、レッドヒルの燃料貯蔵施設からこれまでに1億ガロン以上の燃料が取り出され、取り出し作業は99.5%が完了したということです。