【News】スカイラインの今後の運営と維持費用は?
開通したばかりの高架鉄道のシステムが、現在から将来にかけての運行・保守維持費用を賄うだけの乗客と運賃収入を生み出すことができるのか、また、もしそうならなかった場合の財政的影響や、赤字を誰が補填するのかという疑問が続いています。
アメリカ鉄道協会はホノルル・スター・アドバタイザー紙に「我々のデータでは、運賃収入だけで事業や運営費を賄っている交通機関はない」と述べています。FTA連邦運輸局も同じ見解で「通常、運賃収入ですべての運営費と維持費をまかなうことはできない」と述べています。
FTA(連邦運輸局)は人口20万人未満の小規模な都市や地方の交通機関の運営資金は援助するものの100万人近い人口を抱えるホノルルは(人口が多いので)スカイラインの年間運行維持費を連邦資金で賄う可能性は低いと思われます。
バイデン大統領が、より大きな地域の鉄道運行・維持費を支援する柔軟性を議会に求めているとしていますが、現状では不透明なままです。